矯正歯科とは
郡山で「歯並び・咬み合わせ」の不具合は当院へ
当院では、歯並びや咬み合わせの不具合でお悩みの方に、矯正治療を行っています。
人によっては、生まれながらに歯の大きさと顎の大きさが釣り合わない場合があります。顎の成長、歯の生え方に問題があると、歯並びが悪くなったり咬み合わせに不具合が生じてしまったりすることがあります。歯並び・咬み合わせの不具合に悩まされている方は、以前と比べても増加傾向にあります。
指しゃぶりなどの癖や生活習慣は、歯並びに影響してしまうことがわかっていますが、そのほかにもさまざまな要因が考えられます。
現代人は柔らかい食べ物を好むようになったことで、咀嚼や飲み込み(嚥下)の機能が低下しているのが1つの要因として考えられています。
幼少期に唇や舌などを含めたお口周りの筋肉をうまく使えないと、歯並びや咬み合わせに不具合が生じやすくなります。
健康保険が適用となる矯正治療
2018年から、15歳未満の方を対象に、健康保険を使った矯正治療が受けられるようになりました。
歯並びや咬み合わせの影響によって、食べる機能や話す機能に支障をきたしている場合が対象です。
お口の機能が正しく使えているかどうかは、将来の全身の健康維持にもとても重要です。
気になる方は、早めに歯科医院で医師の診断を受けるようにしましょう。
歯並び・咬み合わせの種類
歯列不正と不正咬合
歯並び(歯列)が乱れていることを歯列不正、かみ合わせが悪い状態を不正咬合といいます。
歯列不正や不正咬合はさまざまな種類があります。
下顎前突(反対咬合)
下顎の前歯や下顎自体が、上顎の前歯より出ている状態です。一般的には「受け口」と呼ばれています。
見た目の問題だけではなく、咀嚼能力に問題が生じたり、顎関節に異常が出てしまったりすることがあります。
上顎前突
上顎の前歯が、下顎の前歯よりも前方に飛び出している状態です。また、顎自体が前に出ている状態も上顎前突です。
幼少期の指しゃぶりが原因となる場合があります。
飛び出した歯が邪魔になってしまい口を閉じることが難しい場合は、口の中が乾きやすく歯肉炎の症状が出やすくなります。
また、咀嚼や構音(言葉を話す際の音)に支障をきたすこともあります。
開咬(オープンバイト)
上下の奥歯が咬み合っている状態で前歯が咬み合わずに、上と下の歯に隙間ができてしまっているものです。前歯でものを噛み切ることが困難となります。
叢生/そうせい(乱杭歯/らんぐいば)
隣同士の歯が互いに重なり合い、ボコボコとした歯並びが特徴です。
歯列から飛び出している歯はブラッシングが難しく、歯磨きをしても磨き残しが多くなりがちです。そのため、むし歯や歯周炎になりやすい傾向にあります。
正中離開
上顎の真ん中(前歯と前歯との間)に隙間が生じている状態です。「すきっ歯」と表現される方もいらっしゃいます。
前歯は目立つ場所でもあるため、見た目にコンプレックスを持たれる方が多いです。また隙間が空いていることで、発音もしづらくなります。
過蓋咬合
上顎の前歯が下顎の前歯を覆い、かみ合わせが深くなってしまう状態です。
下の歯が見えづらいかみ合わせの状態が特徴的で、咬む力が低下してしまうことが問題としてあげられます。
そのほか
捻転歯(ねんてんし)
歯がねじれた状態で生えている状態
交叉咬合(こうさこうごう)
上下の奥歯が横にずれて、下顎の奥歯が上顎の奥歯よりも外側で咬み合わさるもの
切端咬合
上下の前歯の先端で咬み合うもの
以上のような症例があげられます。
当院の矯正治療
はじめに
患者さんのお口の中の状態に合わせて、必要に応じて特殊な治療方法や装置を使うことがあります。また、矯正期間や治療費が変わってくる場合もあります。
矯正の治療は、とても多くの方法があり、実際に診察しなければ、患者さんに合った治療方針を決定することができません。
そのため、お電話のみでのご相談はできかねますので、ご了承ください。